さぐりがき

据置ゲーの情熱を取り戻したい男のブログ

『FGO2部5章後編 オリュンポス』 ネタバレ感想

※ネタバレ注意!

2部5章後編クリアしました。うーん🤔まぁ普通っちゃ普通。でも期待値が高かったぶんガッカリ感は強い。


sagurigaki.hatenablog.com
前章の感想はこちら。




全体的に説明に終始しており冗長。ゼウスは万能だが全能ではないとか言葉遊び感が強いし、権能を中和できるとか妙に単純な理屈を長々と繰り返されるのがいつも以上にクドい。せめて相殺って言ってくれ。トンデモ理論やるならもっとツッコミ入れる暇がないほど勢いで駆け抜けてほしい。

他にも特に面白くもない作戦説明とキャラの掛け合いが延々続く。印象的なシーンは多々あるだけにこれならいっそのこと前編の勢いに乗ったまま15章くらいでスパっと終わらせてくれてもよかった。もしかして文章量が多けりゃ多いほど壮大だとか思ってます?





やっぱり出てきた現地民。対する主人公の質問が「死刑はあるの?」とかやたら突っ込んだ現地調査が続く。世界観説明させるためとはいえさすがにその質問は雑すぎる。


この双子。ラストに消えるときはさすがにしんみりしたものの、全体的にちょっとでしゃばりすぎ。いくら神により不老不死にさせられた被害者とはいえ、どうせ死ぬことが分かってるんだからもうちょい台詞短くてもよかろ?いい加減飽きたよこういうの。女の子はかわいいけどさ。





見た瞬間ヤシマ作戦かな?と思ったらヤシマ作戦だった。なんかラミエルみてーだな。概念武装ブラックバレルは割と序盤に登場し何度も使うことになるので、世界を容易に滅ぼし得る虎の子の秘密兵器にしてはどこか扱いが軽い。何度も何度も同じムービーを見せられるのはご勘弁。


全滅かと思ったら人口知能がノリで言ってたってヤツ。これ場を和ます笑えるギャグというより単なる茶化しにしか見えない。だいぶスベってました。選択肢でプレイヤーにツッコミさせるのが諸悪の根源だと思う。


ディオスクロイ相手に人が変わったかのような挑発するのもよく分からん。


兄様ヘイト稼いでました。うーん、まぁうん。死ね死ね団かよそれしかないのかお前。正直丸ごといなくても問題なかった気はする。でもガチャで引いちゃったしなぁ。



ビーストだったコヤンスカヤ。残りのビーストもサービス終了までに全部出す気なのかな?


所長とカイニスの会話。カイニスを強調したいがために飯に釣られるテンプレそのままの展開で描いてました。しかし…

悲しいかな回復した途端にイキり出すから悪い意味でカッコ悪くなってた。まあ脳筋ってことでどうかひとつ。最初キャラデザ見た時から期待したんですけど、あれだけ自分のこと神霊って言ってたのに星4だしだいぶ格落ちしてました。キリシュタリアのパートナーとしてはバランスが取れた良いコンビなだけに残念。





そんなカイニスの相棒キリシュタリア。だいぶ親しみやすかったです。シミュレータとはいえ人理修復してたとかマジかよ。別ベクトルで人類救済を模索してたとは思わなかった。その風貌からは想像できない無邪気さで一番株を上げました。前回の感想でボイスのイメージ違った〜なんて書いてましたけどこの性格なら納得です。もっと早くダチになりたかったぜ。異星の神が監視なんてするからよォォ〜〜〜。



この最後のシーンとかよかったですけど心が鉄で出来てんのかって言わせたのは割と冷めました。安易な被せにしか見えなくて。うーんもったいない。




ところで君SSSS.GRIDMANに出てなかった?普段のモブは目がないのにこの子は目があるので余計にそう見えます。向こうの新条アカネちゃんはマシュに似てましたし一種の意趣返しでしょうか?これでおあいこだな。






デウスエクスマキナだからスーパーロボット大戦やりたいのは分かるんですけどこれもイマイチ乗り切れなかったなぁ。文章量が多くてグダグダしてるうちに萎えちゃった。もっとメリハリが欲しい。ローマ…もといロムルスにはコスモ感じました。


虚空を一刀両断武蔵ちゃん。武士道とは死ぬことと見つけたりって感じで散り際としては普通。武蔵ちゃん退場させるために強引にカオス出した感じで展開としては微妙。
僕わりと水着武蔵ちゃん使ってるんですけど、あの「マイネームイズ ムサシミヤモトォー!!」のアホっぽさが好き。使えない3アビなんとかしてくれ。



終盤にサプライズ。オルガマリー登場。


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前章でゴルドルフ新所長を「やっと所長って呼んでくれた…!」と感慨にふけっていたら、なんとただのミスだったことが竹箒日記で発覚。とんだぬか喜び。たしかに作中の主人公とマシュにとってオルガマリー所長が特別であるのは理解できるものの、無意識で新所長呼びはさすがに違和感バリバリで無理がある。オルガマリーってデスゲームもので最初の見せしめに殺されるキャラそのものだし親しみやすいゴルドルフに比べて思い入れが薄いのが原因。むしろオルガマリー旧所長でしょ。てかこれからゴルドルフ新所長が死んだりしたらインパクトデカそう。

せめて2部本編中にオルガマリーとの回想をちょいちょい挟むなりしてプレイヤーを納得させるだけの適度に膨らませた描写があればよかった。主人公とマシュがオルガマリー所長について多少語り合う場面を入れるだけでも随分印象は違ったでしょう。それだとサプライズ感は薄れますが元の描写が少ないんだからしょうがない。もっと分かりやすく太い描写が事前に欲しかった。


所長の魅力って受け手の想像によるところが大きいから、助ける前にここいらで深く掘り下げるなり一度整理して足並み揃えたほうがいい気がする。オルガマリー本人にまつわる謎も沢山あることですし、またホームズに常時宝具展開させて身辺調査させるくらいの勢いでヨロシク。


にしてもこの台詞、読んでて「一瞬で征服できねーのかよ」ってツッコミ入れそうになりました。せめて一月くらいで出来ねーのか。他にもどこか残念感が漂う口ぶりは生前と同じです。「セイバーウォーズやってるのに今更地球国家元首とかスケール小さくね?」みたいな疑問はポンコツさを強調させるためにあえて残してる感じする。


助ける側もちょっと余裕入ってるけどこのままストレートにシリアス展開やるのかな?できれば基本ギャグ寄り、お涙系は最後ホロッとする程度でいいから割とサクッと消化してほしい感じ。だってオルガマリーよりロマンに描写割いてくれた方が嬉しいしな〜。なんにせよネタキャラ気味に人気が出た所長のことなので取り扱い難しそう。



ベリル。中盤でゼウス側の逐次戦力投入を愚の骨頂なんて言い出した時はライターの代弁者丸出しで萎えましたが、終盤しっかり悪役務め上げてくれました。こういうスカッとした悪役ってスカッとぶっ飛ばせそうで楽しみ。割とお喋りで退屈しなさそう。にしてもまーたブリテンかい。



総合的にはなんていうか、ギャグにもシリアスにも振り切れない中途半端さと間延びした文章で全体的にイマイチでした。味方に新キャラ盛り沢山だったアトランティスと比べると新鮮味が薄かったのも理由か。総じて素直に面白かったのはキリシュタリア関連くらい。もっとこうキャラクターを軸に描いてほしかったな〜〜〜〜〜。



まあ次の展開が読めないことは確かなのでこのよく分からん小さな黒点に期待しますか。にしてもそろそろ沖田さん強化とか欲しくない?宝具演出一新とか。




今回の最カワ。早くイベントでこの立ち絵見たいんですけどー。




なんとなくピックアップ10連したら双子とカイニス出ました。正直引かなくても良かった気はする。ロムルスは出なかった。
星5交換は青王。玉藻と迷ったけどやっぱセイバー使うとfateって感じするわー。


それじゃあ今回はこの辺で。
読んで頂きありがとうございました。