２位でした！
第２回キャンサー杯結果
しかし肝心の決勝ではクリオグリゲーではなくまさかのチョコボン対決。結果は相手のチョコボンにこっちのチョコボンがアンスキ奪い合いに競り負けて惜敗の2着。実は前回の第２回ジェミニ杯も２位だったんで今回こそはとリベンジ狙ってたんですけどダメでしたね。相手の方が評価点200上だったので負けてもしょうがないと割り切れる結果ではありましたが。うーんそれはそれとしてやっぱり悔しい。
愚痴
まぁ俺は周年チケでクリオグリ取るか悩みつつも股間に従ってブライアン交換したのでクリオグリが居れば勝てたなんて言う気は毛頭ありませんが、もっとこまめなバランス調整はしてほしいですよね。現状すっかり半年ごとに育成シナリオ実装されるムードが出来上がりつつありますが正直それだって遅いと思いますし（理想は年３での実装、4ヶ月毎）、毎回チャンミに合わせて水マルチョコボンを育成するだけのゲームになっちゃってるのはゲームとして身も蓋もなさすぎますから。距離適正が狭いと育成の選択肢にも入らない・サポカはレスボが大正義というこれだけ沢山あるキャラとサポカを自分たちで無駄にしてる現状を開発運営はどう思ってるんでしょうか。
まあ100歩譲って育成シナリオの追加ペースは半年ごとでいいにしても、使えない固有なり追い比べなりいくらでも見直してほしい部分があるのにその調整まで半年ごとなのはいくらなんでも遅すぎる。再三言うけどこれだけは頼むからもっとペースを上げてほしい。そりゃまあバランス調整に用心深くなるのはもっともですけど慎重も過ぎれば怠惰に見えるのでもっと大胆に動いてほしいもんですね。
なんやかんやでメイクラ環境も残り1ヶ月。1.5アニバに期待しましょう。
劇場版 ウマ娘
というわけで一通り愚痴ったところで話は変わってここからが本題。
劇場版ウマ娘、良かったな！
言わずもがなメインストーリー最終章後編の話です。最後くらいはじっくり見ようと全編オートで流してたんですがマジで映画みたいでした。一応※ネタバレ全開なので注意！
まず最初の宝塚記念の演出からトップスピードでしたね。スローで青い花びらが舞うのはカッコいいしJRAのCM完コピも見応えあって。アニメだとスズカが気がかりなスペちゃんに執念のグラスが勝つというどこかスペちゃんの心構えの薄さが目立つ流れでしたが、ゲームではしっかりどっしり完全な力比べの真っ向勝負でした。確かによく考えたら油断して２着って描き方は史実のスペに対してもグラスに対しても多少不誠実だったかもなぁって気もするのでこれでよかったんじゃないかと。別にアニメが悪いって話じゃありませんが。実はゲームやってから実際のレース映像見たんですけどグラスワンダーのラストスパートやばいっすね。ゲームのマッチレースめいた描き方とは違って全然並ばないし砂埃巻き上げて跳ねるような末脚で置き去りにするのがエグかった。
そしてなんといっても目玉はモンジューでしょう！アニメ一期では架空のブロワイエだったのがまさかの実名で登場。正直今でもホントに許可取ったんか疑ってるので証拠として関係者のビデオメッセージとか見せてほしい。
予告を見た第一印象ではいかにも高飛車で性格キツそうだなぁなんて思ってましたが、蓋を開けたら自信家なれど驕りを感じさせない態度が印象的な良いウマ娘でした。エルコンドルパサーの強さに惹かれ更なる猛者と戦うべく日本に乗り込んでくるってムーブが強者の満たされることない渇望って感じで隠そうとすらしない貪欲さがカッコいい！全編フランス語だったブロワイエと違って決め台詞だけフランス語ってのもキザだけど惚れてまうわ〜。
ブロワイエも好きですけど個人的にはより肉食系なモンジューの方が好みかな。
そんなモンジューとエルが激突した凱旋門賞はまずムービー開幕から流れるバイオリンの時点で既にカッコいいし、モンジューが一人称視点で迫ってくるラストスパートの絶望感がハンパない。走り終わったあと言葉を発さずとも握り拳と風に舞う涙滴で表現したエルの悔しさには美しさすら感じました。フランス出発の日に皆でレースで送り出すってのも青春ぽくてたまらんですね〜。余談ですけどCGで再現されたロンシャン競馬場見てたらおそらく海外競馬場の実装に合わせてウマ娘の馬場適正に洋芝追加されそうだなーなんてなんとなく思いました。今後更に海外競馬場増えること考えたら多分馬場適正増えると思う。
実はメイン見る直前に一応アニメ一期復習したんですよ。面白くて結局二期まで見たんですけど。それだけにアニメで出てこなかったツルマルツヨシ見るとちょっとしたパラレルワールドっぽさを感じました。「なんか知らん子がめっちゃ馴染んでる！」的な。
京都大賞典で不甲斐ない走りをしたスペに感情を爆発させるツルマルツヨシとそこからの奮起。このシーンのスペちゃんは油断ってほどでなく袋小路に迷い込んだ末全力を出しきれなかったって感じで割と納得感がありました。とはいえこういう精神面の不調として物語を描くのはケガと違ってだいぶ大変そうだよなーとか思ったり。実際に馬自身が調子悪かったと喋った訳でもないですし。欲を言えばせっかくの新キャラだしツルちゃんの勇姿もムービーで見たかったですねえ。レース後の涙よりレース前の走る期待に満ちた表情のほうが見ててグッときた。
そしてスペちゃんがスランプから抜け出すきっかけになった日本一の解釈の仕方も（文言としては月並みとはいえ）人によって違うってのは実際そうかもなーって感じでした。プレイヤーがトレーナーなのでボイスが無いぶん演出としては弱めだったのが勿体なかったかな。グラスに勝利を約束する場面も良いシーンではあるんですが「でもそんなこと言ってるけどお前ラスボスじゃん！」ってツッコミ入れてしまったのはご愛嬌。
で、ついに大一番ジャパンカップですよ。割と好きなのがレース前の回想でモンジューとエルが普通に会話してたのが分かるところ。勝負終わってハイサヨナラって訳じゃなく、勝敗の後腐れを感じさせない会話してるのが爽やかでいいっすね。エルがライバルについて語るのも別にリベンジして貰うためじゃなく純粋に仲間の強さを信じてるからなのが伝わってきます。
そして肝心のレースではラストに流れるGIRLS' LEGEND Uの盛り上がりはもちろんのこと、駆け抜けた軌跡が一筋の光になるOPと同じ演出が特大でヤバかった！！！コレめちゃくちゃ狙ってんじゃんすぐ気付いたわ！いや実はいつまで経ってもゲーム内のライブシアターに追加されないので最近YouTubeでOPをちょいちょい聞いたりしてたんで余計にここで来たか〜って感慨深かったです。ダンスシーンに切り替わった時スペちゃんの表情がキリッとしてちょっと挑発的な表情なの、いいよね。
ジャパンカップのレース後いの一番にマックイーンが話しかけてくるこのシーン、なんか凄い正妻ぽかった。なんというかチームを代表してお礼を言ってくる感じが強い。
実況がチーム戦でもないのに「チームシリウスJC初制覇！」なんて言い方するのは妙な言い方だなと思ってたんですが、この台詞武豊初制覇の実況から来てるんですね知らなかった。チームシリウスも錚々たるメンツにも関わらずこれまで誰もJC勝ててなかったんだなって言われて初めて気付きました。
ステップが印象的な新曲笑顔の宝物。途中の掛け声をゴルシが歌うの凄い解釈一致で好き。
で、ラストのラスト有馬記念ですよ。てっきりムービーで描くもんだと思ってたので通常のレースで魅せてくるとは思いませんでした。最終章前編のセイウンスカイの菊花賞みたくカットしないでくれとご意見BOXに要望送ったほど見たかったのでちゃんと描いてくれたのはありがたかったっす。アニメ一期ではギャグ調で割とサラッと流されてたので余計に心配だった。
実はこのレース負けイベントで基本どーやっても勝てない。初回は順当に負けてそのまま進んでマックイーンの「安いですわよ」杉本清氏の「もう言葉はいらない」を聞いてひとまずEDを迎えたわけですが。そのあとわざわざ継承させるからには何か勝ち筋があるはずと再度有馬に挑むも勝つには至らず。結局5、6回チャレンジして「そういえばあのサポカがあったやん！」と思い出して急いで育成して継承させてみれば……。
日本総大将！
この演出やばいでしょ！まさか固有でGIRLS' LEGEND Uのボーカル流れてハナ差勝利するとは。いや〜〜〜こういう演出たまらんすね。よかった。凄いよかった。なんだかんだウマ娘は演出頭ひとつ抜けてるな〜って改めて思い知らされました。しかもこのスペちゃん配布ってんだからいつもの運営とは思えないくらい太っ腹です。
演出だけでなくこの分岐自体はノーヒントな作りも良かった。気付いてしまえばアッサリという謎解き具合がゲームとして丁度いいというか。まあシリウスサポカを一番使いたいスペちゃんに使えないミスを修正しただけって言ってしまえばそれまでなんですが、そんな些細なことどうでもよくなるくらい会心の演出でした。
そんなこんなで有馬の演出が過去一良かった訳ですが、とはいえそれはそれ。実際に勝ったのはグラスワンダーだしライバルがいなければ名勝負は成立しないことを踏まえれば新衣装不撓不屈グラスワンダーも配布するのがいいと思うんですけどどうですかね運営さん？サイレンススズカの復活劇みたいにポジティブifなら両手上げてバンザイできますけど、降着のうえ配布も何もないのはネガティブだしやっぱり寂しいな、と。そうそう写真判定といえば今年のヴィクトリアマイルの１８番人気ローザノワールの４着惜しかったっすね〜。レース前堂々逃げ宣言してたんで応援したんですけど、結果は惜しかったもののいいもん見ました！
というわけで新衣装グラスワンダーの配布と総大将スペちゃんのピース配布と水着スペちゃんの強化、運営さんよろしくお願いします。
まとめ
秀逸なメインストーリーと育成疲れという光と影みたいな記事になりました。まあソシャゲ長くやってると不満出るのは自然な話だしブログに書くほど気力あるのは逆に健全な証かもしれません。今後も無理せず遊んでいくつもりです。早く凱旋門賞でスペとグラス走らせてえなあ。気になる今年の水着キャラはゴルシとスズカが来ると思う。
最後に実際の凱旋門賞予想ですが心臓２つ持ってんのかって疑いたくなるタイトルホルダーも捨てがたいけど私の夢はドウデュースです。もちろん日本馬全員応援しますがあのダービー見せられちゃ続けて応援せざるをえないよ。現時点で日本馬４頭出走予定らしく今回本当に悲願の勝利あるんじゃないか？くれぐれも怪我と出遅れだけはしないよう願っておきます。
とりあえず今回はこの辺で。以上読んで頂きありがとうございました。
このスペちゃん無限に食ってそうで怖い。
