さぐりがき

そろそろ据置ゲーの情熱を取り戻したい男のブログ

親父の愛はかくも分かりづらく。 『DEATH STRANDING』 レビュー第2弾

デスストの記事2本目です。前回消化不良を覚えながら書いてぼくは気付きました。

記事を分ければいいじゃん。

ということでシナリオ編です。さすがにこれから全てのゲームレビューをネタバレアリナシ2つ書くわけではありませんが、このデスストに関してはとりあえず吐き出させて。考察じゃないです。あくまで殴り書き。

本編シナリオネタバレ全開!画像大量。


前回の記事はこちら。

sagurigaki.hatenablog.com

初めての記事です。暇ができたら読んでみてね。




はじめに


どうでしたデススト???賛否両論なんて言われてるけど面白かったよね!!!???

ごめん聞くまでもない。結論は出てる。面白かった。俺は面白かった。『俺は』って付けると意見にひ弱さが見え隠れするのでもっかい言い直す。面白かった。それで十分。それで十分なんだけどやっぱりなんとなく知りたい。教えて。



たしかに賛否両論っちゃ賛否両論だけども、そんなのどのゲームも一緒なわけで。癖はあるものの多くの人が楽しめると思いました。めっちゃ受け付けない人が1割いるかもなってのは感じたかな。1割とか多くねって言われればそれまでだし、そもそも統計取ったわけでもないけどさ。
振り返ればめんどくさい移動・長いムービー・わかりづらいシナリオと三拍子そろってますね。ゲーム全体を通してピンからキリまで占めてます。
たしかにゲームを楽しめたぼくでもEDあたりは今でも分かりづらいというか正直今でも分かってないです。
それでも物語のテーマの親子愛は面白かった。



好き嫌いの感性の話がいつのまにか殴り合いに発展するのはいつの世も気をつけないといけませんね。

みなさんはメインシナリオどうでした?

長い長い旅支度





導入しっかりしてました。アクション映画さながらに対消滅がドッカーンって起きて盛り上げたと思ったら、延々登場人物と世界観の説明を観ることに。これがまた長いこと長いこと。ここで脱落する人もいるでしょう。テンション高くなかったら確かにウンザリしてたかも。焼却炉あたりでナンジャコリャと思った人もいるんでしょうね。

でも長いけど面白い。事前情報仕入れなかったおかげでお預け食らった犬みたいになってたので楽しめました。イヌヌワン!世界観設定とキャラをじっくり描写してくれるのありがたいよね。ゲームに没入するための土台作りってやつですよ。大陸を繋ぐなんてゲーム的にすごく分かりやすい目標設定で助かるなぁとか思いながら眺めてました。目的を忘れてプレイ投げちゃうのはもったいないですからね。

体の70%が映画でできた男のムービーゲー


デスストのムービーはほぼ全てが会話シーンで構成されています。そのおかげで登場人物の一挙手一投足を堪能できる反面「お前に俺は殺せない」とかカッコいいムービーを期待してた人は我慢できないのかもしれません。
小島監督はデスストにおいてアクションをカットシーンで描くのではなく、プレイヤーに遊ばせようと尽力した気がします。ゲームだもん自分で触って動かしてなんぼ。実際サムのパンチモーションすげーですし。継ぎ目分かんなくてすげー。

デススト全体を通して出てくる長い会話シーンは、キャラの掛け合いを省略することなく見られるのが素直に面白かったです。時間を飛ばさないことで自分の時間軸とキャラの時間軸が同期してくる感覚というか。あんまり時間を飛ばしすぎても気持ちが剥離しちゃいますから。ゲームに慣れてくるとガッツリ配達⇄ガッツリムービーという長期スパンのサイクルが自分の中で出来上がってました。さすがにEDはゲロ長かったのでスマホ見ちゃいましたが。12章くらいから総尺2時間くらい?EDだけで映画一本分ってよく考えたら凄い。ちなみに映画館でスマホ見るのは厳禁ですよ。我慢できないなら配信待って家で観ろ家で。



なんか長い長いムービーを見ていると、監督の心の声が聞こえてくるようでした。
「お前らなんでもすぐムービーゲーって言うけど、それなら俺が本物のムービーゲーを見せてやるぜ」って。
他のゲームでちょっとしたプリレンダムービーが流れただけでムービーゲーって言ってた自分が恨めしい。これこそ超ド級のムービーゲー。やっぱり本物はが違う。

まぁ今書いたのは半分冗談半分本気ですけど、QTEが無いのはホントにありがたかった。ボタン超連打するシーンとか無くて助かりました。すぐにヘタれますからねデュアルショック4。今まで2つ壊しました。ちなみにデュアルショック5ではスイッチみたいな高精細振動が付くとか。それもいいけどもっと頑丈で安いやつも並行して作ってもらいたいよね。頼むよSIE。

そういえばここ1〜2年前からぼくはなんとなく振動オフにしてゲームを遊んでるんですけど、珍しくデスストは振動オンにして遊びました。けっこう振動の使い方良かったですね。デスストはPS5の高精細振動にアプデで対応したらもっと面白くなるかも知れませんね。



いやはやだいぶ話が逸れました。話を戻すと要は長いムービーでも面白かったってことです。そろそろ本題いきましょう。ごめんね長くて。本題はもっと長いから覚悟してね。

※ここから先はネタバレ全開注意!


メインシナリオのあれこれ

ノロケロノロケロ

気を取り直して、まずはこの人です棒読み砂時計な美人さん。綺麗な人でまさかスタッフじゃないだろうしタレントさんかなと思ったら、演じてるのはなんと実在するモデルさんです。

メインストーリー中でも特筆すべきラブロマンスが描かれましたが、演技のおかげでちょっとグズグズになっちゃったかなと。演技のプロでもない人捕まえてグズグズって我ながら酷い言い草だとは思うんですけど、そこはまぁうん。
ゲームを進めると2人とも
「憧れの結婚生活は思ってたのと違った〜〜〜〜😭😭😭😭😭😭」
ふざけたメール送ってくるんですよね。いい加減にしろ。最終的には仲直りしますが正直知ったこっちゃねーと言いたいです。ふたり末永くお幸せにな!!!
デスストのメールは皆大量の絵文字を使います。それが例えオッサンでも。このオッサンがバリバリ絵文字つかう地獄めいた価値観が広く普及しているのどうにかならないの 🙅‍♂️🙅‍♀️😱😱😱😱😱初めて見たときめっちゃウケた。メール画面に表示されるヒゲづらと文面の対比が面白いんですよね。

爆弾魔ヒッグス

ここのヒッグスバレバレだったでしょ。

いやバレバレというかプレイヤーに隠すつもりないだろうし、それは構わないんです。装備画面にしっかり爆弾って書かれてますから。これ見た瞬間に
うわ〜〜〜〜サム受け取っちゃったよ。めんどくさいクエスト始まっちゃった〜〜〜。
ってなるのがしんどいですよね。まぁクエスト自体は車で簡単スピード配送なので楽なんですけど。どれほど簡単でも時間制限と防衛クエストは見た瞬間に身構えちゃう。ゲーマーのサガですねサガ。

召喚士ヒッグス


ヒッグス(とアメリ)が呼び出した超巨大人型BTとの戦闘。タッチパッド押しまくりました。エンディング間際にコイツ以上の大きな敵と戦ってド派手にゲームを締めくくるのかと思いきや、そんなことなかったのでだいぶ意外。いかにもラスボス!って風体ですがヒッグスや鯨BT、クリフとまだまだ戦いは続きます。残る戦闘もほとんどイベント戦みたいなもんですし、実質ラスボスと言ってもいいかもしれません。そしてここからが長いんですよね。

尻。



大陸Uターン

大陸横断したらそのままエンディングに突入か、それとも急展開が起こるのか。おそらくは後者だろうな〜〜〜と予想していたら見事に当たりました。さすがにK2に戻れと言われるとは思いませんでしたが。


ここめちゃくちゃ雰囲気ありました!!!トラックで爆走するぜー!!!と大陸南の海沿いを走ったんですけど、途中でトラックがBT地帯に飲まれて壊れちゃって。とにかく走って走ってまた走って。建設物や看板がまるで視界に見当たらなくて、それがホントに孤独感強くてあぁ〜ナラティブ感ある〜逆に良き〜〜なんて想いに浸ってました。他の人はうまく車で走破したからどこにも建設物が見当たらなかったんでしょう。
オーロラだけが照らしてくれるなんとも言えない旅路の終わり。



おそらくこれはナラティブ誘導ですよね。もちろん大陸の国道なんかを素直に戻るのもプレイヤーの自由ですけど、時雨やBTで国道ルートをめんどくさいと思わせて大陸南の抜け道的な場所を発見させ、BT地帯でプレイヤーの車両を壊してなるべく走らせる。そこでこのBGM。いかにプレイヤーにナラティブを感じてもらうか開発者の苦心が伺えます。まんまとハメられました。逆に良き〜〜〜〜!!!



登場人物たちのあれこれ

デッドマン

ノーマン・リーダスにゲームの出演をオファーしたのはギレルモ監督自身だそうです。何も言わずに出演OKしてくれと電話で言ったらしいですよ。ノーマンは小島監督のこと知らなかったそうですけど。そこまで小島監督に惚れ込んでるだけあってデッドマンめちゃくちゃ出番多かったですね。

最初はルーをモノとしか見ない態度で接していたのに、雪山でちょっと接続したらその愛くるしさにコロッとやられてたのが可愛いおじいちゃんいくらなんでも孫に甘すぎだよ。


この監視されてるかもしれない気をつけろってシャワールームに駆け込むシーンはサスペンス感あってドキドキしました。近いよ近い。


アンタ自身がルーになるのはいくらなんでもやりすぎ。




ラストにアメリのビーチから引っ張り上げてくれるのも彼。抱きしめるシーンよかったです。


ハートマン

ハートマンが1番好きなキャラですね👍人に興味のないハカセキャラと思いきやいいね大好きユーモアあふれるナイスガイ👍1日に60回蘇生を繰り返す人間離れした行為の理由は妻と娘に会うためという人間の情にあふれるものでした。👍👍👍


画面左下にタイマーが表示される演出は面白かった。タイマーが非表示になったとき絶対これなんかあるぞと思って急いでスマホのタイマー起動させました。結局何もなかったですけど。ちょっとガッカリ。

好きなキャラだけにもう少し出番欲しかったです。作中では母と娘に会えたのかは分かりませんが、きっとそのうち会えるでしょう。

ルー

最初は可愛く思えなかったルー。だって怖いもん。

サムが超巨大人型BTと対決するシーンでヒッグスの銃弾をオドラデクがキンキン弾きますよね。このシーンでルーがファイティングポーズとってるように見えたんですよ。一瞬なんでスクショ撮れなかったですけど。そこで俺の心マインドがキューンてきて。ようやく「なんだ可愛いじゃん」ってなりました。ちなみにオドラデクも愛嬌あって可愛いですよね。


気泡がハートとか凝ってます。


ラストの焼却炉へ向かうシーン。あやそうとしてもあやせません。つらい。

助かるとわかっていても最後の最後にゾッとする無機質な選択画面。BTより怖いよこういうのやめろよマジでさー!

ダイハードマン

黒幕かと思いきやただのいい人だったキャラ。ミスリードで黒幕マジか〜こいつかぁ〜〜〜と思いきやふつうにいい人。 あのマスクカッコいい〜と思ってたら最後はそれすら外しちゃいます。

EDでそんな力入れて泣き付かれてもこの時点では正直困惑。いいよいいよこれ以上お前の都合に俺を巻き込むなよ。大統領頑張ってくれたらそれでいいよ。ところがEDを進めると慟哭の理由が分かります。でもサムからしたら物心つく前だし。やっぱりふつうにいい人なんだろうなって感じです。サムとホログラムで1番やりとりしてるはずなのになんか印象薄いです。

ママー&ロックネ




赤ちゃんBTを育てる姉ママーとその妹ロックネ。遠路はるばるバイクで峠越えしてK7に来てみれば、ママーも一緒に連れてこいと追い返されるとは思いませんでした。つらかった。ここらへんから段々配達の大変さが増してきてた。ハーとかカーとか意味は分かるけどこのゲームでの扱いがよく分からないから戸惑う単語も出てきます。
体外受精を決意したロックネとその子を身ごもったまま喪ったママー。双子で通じ合ってしまうゆえのすれ違いと和解がよかったですね。母は強し。

ちなみにどっちが好みですか?




ぼくはママーはデコ丸出しで丸メガネがサブカルぽくてビジュアルイマイチな感じなのでロックネ派です。けど上の画像見たら姉のママーも雰囲気あって悪くないね。思う存分バブみを感じられるのはありがたいよね。




これだよ。



フラジャイル

分かりやすい負けヒロインでしたね。クリプトビオシス中毒女。OPでサムと出会い、ゲーム中終始ふたりのやりとりが描かれる。爆弾撤去した吊り橋効果でこりゃいい感じと思いきや、サムとアメリはずっと前からの知り合いだったという。始まる前から負けていた。そりゃ入り込める余地無ぇわ。

船の積荷をサムに1人でおろさせた時点でオイオイ手伝ってくれないのかよトゲトゲ肩パッド女と思いました。ちょっとくらい手伝ってよ。何そのドヤ顔。


このシーンとかさすがに可哀想。不憫。サムがアメリを盾にしてる構図なのが余計にタチが悪い。船の上でも寝てたしサムは鈍感主人公の素質あります。


負けヒロインらしく(?)エチエチなサービスシーンも多数収録。

えっちぃですね。

こっちもえっちぃですね。フラジャイルが時雨の拷問を受けるシーン。すごい残酷で恐怖に身も凍るほどのシチュエーション。ヒッグスが時雨を拷問に使うのは、この世界に生きてその危険性を深く理解しているからこそ出てくる発想って感じでよかったです。にしても袋で顔は隠れているが体は露出してるってエチエチですね。そればっかり気になります。こういう性癖たまりません。この格好の正式名称ずっと知りたいんですけどよく分かりません。なので誰かに教えてほしい。検索するとき大変なので。性欲を持て余す。


恋愛関係には発展しませんでしたが、最終的にはサムといい感じの距離感に収まったのが素敵。早くあの傘商品化してほしい。

ヒッグス

メタ台詞を使いまくる悪役です。

特に2章で戦うシーンは良かった。ちょっと飽きたかもーってあたりでこのセリフ。

いいセンスだ。

この時点で理解しました。このゲームはあえてめんどくさいこと自覚してシステムやら調整してるんだって。

「お前このゲームちょっと飽きてきただろ?」

こういうゲームキャラにお前のことお見通しだぜって言われる感じ好きなんですよ僕。全14章のうちの2章で退屈しただろって言わせるセンス。たまりません。


それで男と男の殴り合い


山も川もうんざりだ!!!

サムの思いが爆発しました!これまでのつらさを一斉に吐き出せサム!いいぞやれやれ!!!
いくら2章のセリフがあったとはいえ、あくまで遊ぶのは僕自身。それまで楽しいんだけどつらい、つらいけど楽しい。いうならたのつらいという奇妙な言語化しづらい感覚を覚えていた僕は、うおおサムがハッキリ言ったぞーみたいな感覚で見てました。
「これは雪山の分!!!」
って言いながらブン殴る感じがよかったです。あぁスッキリした!つらいつらい雪山は全てこの時のためにあったんだ。やつあたりだけど殴らせてもらうぜ。そういう意味ではサムはゲームシステムの犠牲者と言えるかも知れません。



『これはロープの分!!!』

『ロープはてめえが…!!!』


マジで雪山のつらさを返させてもらったよ。

にしてもふたりでボコボコ殴り合う演出よかったです。MGS4でもありましたけど男同士の殴り合いはやっぱ燃えますね。いきなり画面上に体力バーが現れて格ゲーっぽくなるのもメタくてすきです。
けどボタン連打でボコボコ殴ってると肝心のサムのセリフが途中でカットされちゃうのが残念でした。あーセリフ飛ばされちゃってるーって思いながらボタン連打してました。

序盤から一貫して悪役として物語を引っ張ってきたヒッグスですが、こうもメタ台詞を連発して途中退場されるとなんだか小物感が否めません。彼の生き様に敬意を。夕飯はピザにしよう。

アメリ


OPで歳取らないとか言われた時点で中の人ネタかってみんな思うよね。絶対監督分かってる。そうだよ多分17才だよ。(おいおい)


ちっこいサムとアメリのやりとり。

ここおねショタ感あってよかった。


ホログラムで触れそうだけど触れられない。ド定番。



まさかのマリオピーチ姫


前回の記事でやや無理矢理マリオに言及したのはこのシーンがあったからです。こんなの見せられたら書かずにいられません。こんな未来に生きてるサムでもマリオを知ってるのがいいですよね。小島監督宮本茂リスペクトが垣間見えます。ビーチ姫は厳しかったですが。
というかよく考えたら資材集めして拠点に持ち帰るあたりなんかピクミンを彷彿とさせますね。荷物のマネジメント具合とかも。多分サムピクミンはストレスに強いと思います。

「マリオってマジかよガハハ!」って笑ったあと
任天堂に許可取ってるの?」って不安になりました。マリオとピーチ姫という固有名詞を使うのに任天堂の許可が必要なのかは分かりませんが。何事もないといいんですけど。



サムが撃つシーン。あれ撃つでしょ。撃つよね。撃ったよ。弾倉が空になるまでバンバン撃ったよ。絶滅を食い止められるなんて言われちゃそりゃ撃つよ。


そしたら次のこのシーンは奇妙でした。普通バンバン撃ったらゲーム的にバッドエンドになりそうなもんじゃないですか。もしくは奇跡が起きてハッピーエンドか。どっちにしろ何か起こると思うでしょ。それがアメリの残像がユラってなるくらいで何も起こらず。なので銃外して近づいてみるとハグする選択肢が出てそのまま何事もなかったように進行するという。
いや俺アメリの頭狙ってめちゃくちゃ連射しちゃったんだけど大丈夫?俺のリロードはレボリューションだ!

何が奇妙かって銃を撃つか否か選択を迫ったのにその片方に反応がないことが奇妙だと感じました。もしかして時間経過でなにか他の演出があったのでしょうか。うーん。


そして感動的なハグからの


延々と続くアメリの説明。ずっと私のターン。


てかamelieアメってお前。仏英混ぜちゃった。なんか独英混ぜたシュタインズゲートみたいな混ぜこぜの言葉でズッコけました。あちらは序盤でしっかりツッコまれるおかげで一旦ギャグ的なオチを見せたあと、後半その言葉がカッコよくみえる仕掛けでした。しかしデスストではサムがノーリアクションなので見てるこっちもスゥーンて鼻息吹き出す感じで微妙に反応に困ります。いずれ世界は滅びるのだから今すぐDS引き起こそうっていくらなんでも希死念慮が強すぎない?アメリやべーよ。極端。その境遇を考えるとヤケを起こすのも分かるのですが。

めちゃくちゃ感動っぽいハグシーンが流れたあと延々説明がなされたので、ちょっとポカーンとしちゃいました。なるほどだから感動してたのねってテンポ遅れて理解が追いついてくる感じ。説明した後にハグしたほうがよかったんじゃないかな。いやそれでもテンポ悪いしあえてこうした気もします。いやはや難しいですね。





サムは幼い頃からアメリにビーチで出会って密かな恋心を抱いたこともあったでしょう。それがアメリとブリジットは別人格とはいえ元をたどればサムのカーチャンじゃないですか。記憶もある程度共有してるでしょうし。それを知ったサムの衝撃たるや対消滅してもおかしくないレベル。それを聞いた瞬間一体どんな心境だったんでしょうね。アメリでもブリジットでもない絶滅体と説明されて結果ハグしたわけですが、あとになってサム絶対そこらへんモヤモヤしてますよね。さっきバブみ最高って書きましたが、こうした場面にいざ出くわしてみるとまるでオギャれないのがよく分かりました。

カーチャンの言うことは素直に聞くものです。



クリフ・アンガー


セクシーがオーバーフロー起こしてる。思わず一句読んでしまいました。えちえちマッツ。





人を殺せそうな瞳で微笑んでくるのはズルいよね。
イチコロですイチコロ。むしろエチコロです。


都合3回戦うことになるクリフのより糸戦場ビーチはどれも地味にめんどくさくて難易度ベリーイージーに変更してプレイしました。それまで銃なんて全然撃たなかったからエイム感度がフワフワで困った。






メガネマッツダンスマッツ酔いどれマッツサンタマッツとマッツ劇場は楽しいのですが、どれも画面が黄ばんでるのが残念。アプデでなんとかしてほしい。

サム・ポーター・ブリッジズ




我らが主人公サム。巻き込まれ型に属する。プライベートルームでさまざまな表情が見られますが、ヒゲとか整えたりしたかった。

BBのこといつのまにかルーって名付けてましたね。不器用で無愛想なサムもやはり人の子。あのシーンは「あ、やっぱり名前付けたんだ」って感じでよかったです。亡きこどもの名前なのがなんとも。

この泣きそうな表情も良かった。



EDあたりの話


2度と戻れないと言われるシーン。皆でアメリの上位ビーチを探します。それぞれの得意な能力を合わせるあたりがストランド感ありました。珍しくサムが饒舌になって演説かます気合いぶり。フラジャイルの目のクマとか細かい。


この赤い海は旧劇みたいでしたね。エヴァも映画オマージュ盛り盛りなのでなんかもっと古い共通の元ネタあるのかもしれませんが。僕は映画に疎いのであしからず。



永遠を表した演出。ビーチを永遠にさまよいます。走る方向間違えるとチェックポイントからリスタート。このシーンでタッチパッドを押すとバグか?未完成か?って聞こえます。言うまでもなくデスストは完成品。




最後に向かう焼却炉。梯子かけたイゴールって誰やねんってネットで調べるまで完全に忘れてました。OPで出会った渋いオジサマです。この人がいなければこの旅の始まりも結末もありませんでした。


ここがEDの鬼門にして種明かし。長かった。記憶の残滓の一部を時系列順にまとめたカットシーンが流れます。長いからってスマホ見てると混乱すること受け合い。ここでグワーンてなるんですよねグワーンて。




最後らへんダブルミーニング的な言葉使いが多くてオヤジギャグに両足突っ込んでましたね。デスストの登場人物の名前はハートマンとかデッドマンとかだいぶ理解しやすくて助かったんですけど、こうもクリフやブリッジズと言葉をかけてくるとちょっとくどかったです。日本語吹替でプレイしたからそう感じたのかな。英語圏の人が英語吹替を遊んだらどういう感想持つんでしょう。




初めてルーをその手に抱きしめるサム。父は強し。

完。いやー面白かった。


分かりづらい種明かし

あの後半の一連の流れってかいつまむと





アメリとブリジットはなんと同一人物。若くして病魔に侵された際、肉体と精神に分かれることができるように。現実での肉体をブリジット、ビーチの精神をアメリと名乗るようになりました。この世とあの世。時間の流れが違うので歳の取り方も違います。

サムが旅するなかで何度も見てきた記憶の残滓。優しげに微笑むクリフ。いかにもルーとクリフが親子のような演出ですが実はこれはミスリード






今を遡ること数十年前。ブリジット大統領はカイラル通信の設立には胎児が人柱になることを隠して極悪非道な実験を続けていました。クリフの息子はBBとしてそのカイラル通信の最初の人柱になる予定でした。






騙されたことに気付いたクリフはダイハードマンの助けを借りて、我が子を抱えて研究所から逃亡を図りますが失敗。クリフを狙った凶弾は運悪くBBにも当たり両者ともに死亡。銃を構えたのはダイハードマンですが、引き金を引いたのはブリジット。カイラル通信でアメリカを立て直すはずが、小さな命を奪うはめに。





青は死の色。BBはビーチでアメリによって蘇生され帰還者として生きることに。




BBと大人サムはお腹の撃たれた傷の縫合跡が同じです。サムはクリフの息子だったのです。グワーン。




「私が育てる。」
生還したもののカイラル通信の人柱としての能力を失ったサム。慚愧の念を胸にブリジットは彼を我が子として育てることを決意するのでした。これが真相。




こんな感じでいいんでしょうか!種明かし見ても正直混乱します!教えて小島監督





サムを育てると決めたときにポッドに映る顔とサムが結婚したときの写真。どちらもブリジットの年齢が分かりづらく同じ時代だと混乱を招く。ダイハードマンも年齢分かりづらいですし。そもそもサムの年齢だって何才か分からんわけで。

ルー=クリフのこどもってミスリードが割と最後の方まで続くので分かりづらいんですよね。
ルーとサムの物語、クリフと赤ちゃんサムの物語はしっかり別物と認識しないといけません。

ブリジット大統領がこれまた鬼畜いくらカイラル通信が便利とはいえこどもを使うなこどもを。黒幕アメリもサムに本来の目的を隠していたわけで、仕方なかったとはいえ印象は良くない。謎を集中させているぶんそのしわ寄せが及んでる感じがあります。

いやマジでなんかこういう解釈で合ってるんだよね?うわー不安。やべーよつかれた頭が頭痛で痛い。

おわりに

クリアした今になって小島監督「待たせたな」という言葉が聞こえてくるようです。まだ発売日未定の時期にTシャツ売ってたのは資金作りのためで決して無駄ではなかったことが分かります。ゴメン。あの時は正直内心馬鹿にしてた。この場を借りて謝ります。


めちゃくちゃ感動したかと問われるとそこまでじゃないんですけど、率直に良い物語だったと確信を持って言えるくらいには堪能しました。やっぱり親子ものの面白さってのは不変ですからね不変。最後ルーの命を繋ごうと、それまででは考えられないくらいサムが必死になる様はグッときました。
にしてもなんというかEDまわりの理解が浅いですね。ほらグワーンてなるからグワーンて。いやぁ実はメインシナリオを進めるあいだTIPSとかあんまり読まなかったんですよ。だって配達に疲れちゃって。まさか自分でもTIPSを読む気すら起きなくなるとは思わなかった。
今は一応読みましたけど
分かりやすくまとめた真相究明編がほしい!アプデ求む!
設定資料集とか売れるでしょうね。






トロコンどうしよう。頑張って目指すか、ここで戦略的撤退か。だってトロコン目指すと作業感が跳ね上がるでしょ。そこは認めなければなりません。メモリーチップに親密度上げにプレミアム配送。渋々遊ぶと絶対デススト嫌いになるやつじゃん。なのであんまり遊ぶ気にならないんです。ブログを書いて燃え尽きたってのもありますが。ブログを書いてゲームが遊べなくなったなんて本末転倒もいいとこです。笑ってくれていいぜ。ガハハ。
おそらくやりこむことでEDや世界観の理解がさらに深まるかもしれませんが、ぼくにとってのデスストはこの辺が潮時かな。戦略的撤退を選ぶこととします。



クリア後にいくつか国内メディアの発売前の記事なんかを見ましたが、実際製品版と同等のオンライン要素を用いたメディアレビューなんかでも合わない人には合わないって感じでしたね。配達を受け入れられるかどうかで物語に対する印象もだいぶ変わってくると思います。しかしちゃんとオンライン要素を利用してレビューしたって但し書きを書いてくれたのありがたいよね。オフ専のレビューとかこのゲームでは大した意味もないですし。発売前のレビューなのでいいねや建設物の数は発売後と雲泥の差でしょうし、不特定多数からいいねをもらうという体験ができないのはさみしいでしょうが、それでもオンライン要素を利用するか否かで体験の質が全く異なりますからねこのゲーム。

なんかあらためて自分でこの記事を読み返すと、時系列はゴチャゴチャでシーンごとにいちいちツッコミ入れる構成なので、なんか読みづらくてイチャモンつけてる感じになってます。ですが決してそんなことはありません!配達時の感想は前回の記事に書いてますし、なにより文章力はともかく量を見ろ量を!


にしても長いこと書きました。


ツイッターのクリア報告なんてネタバレ配慮してたったこれだけです。まさかここまで文章垂れ流すとは思わなかった。ネタバレ全開というか物語に言及するのはやっぱり楽しい。


それじゃあ今回は特にまとめることもなくこのへんで。
読んで頂きありがとうございました。